2015年新発売!!ミズノ全日本モデル柔道衣!!
ミズノから新ルール対応の全日本モデルが新登場。
素材やマークが一新されたこだわりの1着!!

日本代表着用のトップモデル【22JM5A1001-22JP5A1001】

柔道衣のルール変更に伴い、新商品は下記の様な特徴があります。
【その1:ズボンのMRB(ミズノランバードマーク)マーク位置の変更】
以前はズボンの腰部分についていたメーカーロゴが、2014年11月28日より、世界基準に合わせて 製造者マークはパンツの下側にも入れられることが認められました。
その為、世界大会で日本代表選手が着用していたズボン下側にMRBマークが入った柔道衣が国内でも使用可能に!!
また、MRBマークは柔(YAWARA)以来のゴールドマークが復活。

従来は腰部分にマークがついていた為上衣で隠れてしまっていたズボンのマークも、ズボン下側に 移動したことにより、用した際に右ふくらはぎ付近にゴールドのMRBマークが見え非常にカッコイイです!!

【その2:認定ラベルの変更】
新ルールに伴い、上衣裾、ズボンウエスト中央付近についているIJFラベルは、青枠から、赤枠に 変更になりました。


また、上衣の内側(右襟裾付近)、ズボンのウエスト部分の内側には全柔連認定番号のラベルも取り付けられています。


赤枠のIJF公認ラベルの付いた新柔道衣は、2015年4月からの公益財団法人全日本柔道連盟主催の大会から日本代表選手が着用。
またブラジル代表選手もミズノ製柔道衣を着用します。
【その3:カッティングの変更】
●上衣・パンツ共にシルエットを変更し、従来と同じサイズでもより動きやすく無駄のない動きをサポート。
●上衣は着丈が3号で約3cm短くなった。
●ズボンは股上を浅くすることで、より体にフィットさせ脚を開脚しやすくなった。
まずは全体的なシルエット。
当店の男性スタッフ(身長172cm、体重72kg)に、旧全日本モデル【22JMI(JPI)01101】と 新商品の全日本モデル【22JM(JP5A1001】のそれぞれ3.5号を実際に着てもらいました。

画像からもわかるとおり、全体的なシルエットも、従来のモデルよりダブ付きがなく、 スッキリとしていてフィット感があり、軽さもあるため非常に動きやすいとの事でした。
上衣は、以前のルールでは“腰骨から膝にかけて2/3程度の長さがあることと”とされてていた為かなり着丈が長めなつくりでしたが、新しい規定では“臀部が隠れる長さ”となっている為、旧モデルよりも着丈が短くなっています。
※画像では長さがだいぶ短く見えますが、3号サイズで3cm程度短くなっているとの事です。

また、ズボンは股上を浅くすることで、より体にフィットさせ脚を開脚しやすくなり、より動きやすく、より技をかけやすくなりました。
下記の比較画像からも、股上部分がかなりスッキリしたのがわかるかと思います。

【その4:袖の長さが長くなった。】
以前までは手首から5cm以内となっていましたが、

新ルールでは下記のとおり、
手首が柔道衣に覆われている状態でなければなりません。

その為、昨年までのモデルと比べ袖の長さが長くなっています。
※どれくらい長くなっているかは、サイズ(号数)によって規定内に収まる様調整されている様です。

【その5:襟の幅が細くなった。】
従来は5cm以内となっていましたが、新ルールでは襟幅が最大4cmでステッチは4筋までとなっています。


【その6:綿100%からポリエステル20%混紡生地に変更】
従来まで綿100%で製作していた柔道衣ですが、道衣規定の改正に伴い、今回から東洋紡株式会社(大阪府大阪市)と 共同で開発したポリエステル20%の混紡の繊維を使用しています。

ポリエステル混紡生地にはどんな特長があるのか?
●生地が軽い
●通常8〜10%程度縮んでいたが、4〜5%程度に収縮率を改善。
●縮みは若干あるものの、2〜3回程度で収縮が安定(従来は5〜6回程度かかる。)
●洗濯が乾き易い(従来品(22JMI01101)と比較して、乾燥までの所要時間が約60%短縮(ミズノ社調べ)
乾燥までの所要時間60%の短縮とはどれくらいなのか?
実際メーカーで実験を行った所、従来の綿100%の柔道衣は、日陰干しで乾かすのに24時間程度かかってしまっていたとの事。
しかし、今回の新モデルはメーカーで実験を行った所、夜干して翌日のお昼過ぎには乾いていたとの事なので、やはり乾きはかなり良い様です!!
また、着心地にもこだわり、カバーリング加工を施しているため、 肌感は従来と変わらない着心地です。
カバーリング加工糸とは?
通常の糸は、下記の左図の様に綿とポリエステルを束ねて1本の糸になっていますが、カバーリング加工糸は ポリエステルを綿でカバーリングしている為、本来ポリエステルはゴワゴワしやすいですが、 カバーリング加工糸を使用する事により、肌にあたる部分は肌触りの良い綿素材となります。

この様に、新全日本モデルは糸にまでこだわって作られています!!
実際に従来品の道衣と触り比べてました。
まずは旧全日本モデル。【22JMI01101】(綿100%)
触った感じは若干ゴワつきがありザラザラとした感じがありました。

そして新商品の全日本モデル【22JM1001】(綿80%・ポリエステル20%)
触り心地はかなりさらさらとしていて、肌触りは優しい感じでした。

実際に着用したスタッフの感想でも、肌感が良く従来モデルに比べかなり着心地は良いとの事でした。
ズボンも比較してみましたが、上衣ほど差は感じませんでした。

では、耐久性はどうなのか??
メーカーに確認した所、ポリエステルを混ぜることで柔道衣自体が軽量化された一方、従来モデルと同様の強度を保っているとの事。
またメーカーの試験結果では、従来品と同等またはそれを上回るという結果が出ているそうです!!
耐久性よし!!乾き易さよし!!では、重さは・・・?
3号サイズの上衣で40g程度の軽量化がされているとの事。
2015年ミズノより新しく発売されたその他の柔道衣は、ポリエステル30%混紡と、全日本モデルよりもポリエステルが多く含まれている。
上記の説明を見ると・・・
ポリエステルが多く含まれている方が、より軽く耐久性も良いのでは?!
メーカーに確認したところ、【22JM(JP)5A1001】全日本モデルは、道衣規定の変更に伴いポリエステル混紡の生地を採用しているが、 軽量化を重視したモデルではなく、軽量化もしつつ、トップクラスの選手向けの為、ポリエステル混紡でも 着心地が良く、ルール内で厚みがありしっかりとした柔道衣をというコンセプトのもと作られたそうです。
(カバーリング加工されているのは全日本モデルだけ!!)
そこで実際に下記の2種類、従来の綿100%柔道衣(22JMI(JPI)01201、22JMI(JPI)13801)と、 新商品22JM(JP)5A1001(全日本モデル)のそれぞれ3.5号サイズの重さを比較してみました!!



結果↓↓

道衣規定の変更に伴いカッティング等造りの違いがあるため、正確な比較は難しくなってしまいますが、 【22JMI(JPI)13801】は低価格でありながら重量感がある道衣の為、こちらに比べるとかなり軽くはなっていますが、 従来品の上位モデル【22JMI(JPI)01201】と比べてみるとほぼ差はありませんでした。
しかし、袖の長さが従来品より長くなっている事などをふまえると、やはりミズノさんが言うとおり、 新ルールの範囲内である程度の厚みや重量感をのこしつつ軽量化されている様なので、実際に着用した際には 数値以上に軽さを体感できると思います!!

最後に、ミズノさんに全日本モデル作製にあたってのこだわりを聞いてみました。
まずは、やはりミズノトップモデルの柔道衣の為、生産国は日本!!

他の海外生産品の柔道衣もクオリティは高いですが、日本の工場の方がより縫製が丁寧とのことでした。
そこで、実際に日本製の全日本モデルと、インドネシア製の【22JM(JP)5A7101】の優勝柔道衣を比較してみると、


上衣裾部分は確かに日本製の方が縫製が丁寧な仕上がりです。
↓の襟元はほとんど差はありませんが、日本製の方がよりまっすぐ縫われていて縫いの幅が均等になっています。


ズボン裾部分で比較すると、こちらも↓の日本製はまっすぐ縫われているのに対し、

↓の海外生産品は、見えづらいですが若干縫製が曲がっています。

※裾にかけて若干赤線からそれてしまっています。
ズボン腰部分に関しては、どちらも差はなく丁寧な仕上がりでした。


それぞれ縫製の仕上がりに個体差はあると思いますが、やはり日本製の方がより丁寧な仕上がりになっている様です。
そして、一番はお客様に提供する道衣が、日本代表選手が着用する道衣ということ。
他の競技・メーカーでは、プロや代表選手が使用しているモデルをもとに一般ユーザー向けの商品を開発し販売して いる事が多く、選手とまったく同じ物が販売されることはあまりありません。
しかし、ミズノの全日本モデル柔道衣は、日本代表選手と同じモデルを販売し、日本代表でOKをもらった商品を ものづくりに活かしている為、代表選手とまったく同じハイクオリティな柔道衣が使用可能!!

素材・カッティング・耐久性等細部にまでこだわって作られた新商品【22JM(JP)5A1001】全日本モデル!!
ぜひ実際に着用して、その着心地を体感してください!!
【新ルール実施時期について】

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