2015年11月27日

【レビュー】ミズノ柔道衣・柔道着 優勝 IJF公認モデル【22JM5A1801-22JP5A1801】



2015年新発売!!IJF公認柔道衣!!

新ルール対応、IJF公認の中高生選手用モデルが新登場。
素材やマークが一新されたこだわりの1着!
生地感は上のモデルより多少落ちますがしっかりとしていてお値段も低価格を実現!!
中高生が着るにはとても良い商品となっています。
柔道着のカッティングが従来よりも変更改良され、より動きやすい形になりました。
また、ミズノの現行柔道着の中で一番最高なカッティングを実現しました!!


ミズノ柔道着22JM5A1801-22JP5A1801優勝上下セット

中学・高校選手用モデル【22JM5A1801-22JP5A1801】




柔道衣のルール変更に伴い、新商品は下記の様な特徴があります。

【その1:ズボンのMRB(ミズノランバードマーク)マーク位置の変更】

以前はズボンの腰部分についていたメーカーロゴが、2014年11月28日より
世界基準に合わせて製造者マークはパンツの下側にも入れられることが認められました。
その為、世界大会で日本代表選手が着用していたズボン下側にミズノランバードマークが入った柔道衣が国内でも使用可能に!!
また、ミズノランバードマークは柔(YAWARA)以来のゴールドマークが復活。



従来は腰部分にマークがついていた為上衣で隠れてしまっていたズボンのマークも
ズボン下側に移動したことにより、用した際に右ふくらはぎ付近にゴールドのMRBマークが見え非常にカッコイイです!!



ズボン裾から16〜20cmの所にMRBマークが入っています。
ズボンマーク位置.jpg

【その2:認定ラベルの変更】

新ルールに伴い、上衣裾、ズボンウエスト中央付近についているIJFラベルは、青枠から、赤枠に 変更になりました。

IJFマーク枠変更.jpg



付加価値のあるIJFマークが入っております。

22JM5A1801-22JP5A1801柔道衣

また、上衣の内側(右襟裾付近)、ズボンのウエスト部分の内側には全柔連認定番号のラベルも取り付けられています。

ミズノ柔道着22JM5A1801-22JP5A1801優勝上下セット

ミズノ柔道着22JM5A1001-22JP5A1801優勝上下セット

赤枠のIJF公認ラベルの付いた新柔道衣は、2015年4月からの公益財団法人全日本柔道連盟主催の大会から日本代表選手が着用。
またブラジル代表選手もミズノ製柔道衣を着用します。


【その3:カッティングの変更】

●ミズノ柔道着の中で最高のカッティングを実現。
●上衣・パンツ共にシルエットを変更し、従来と同じサイズでもより動きやすく無駄のない動きをサポート。
●上衣は着丈が若干短くなった。
●ズボンは股上を浅くすることで、より体にフィットさせ脚を開脚しやすくなった。


まずは全体的なシルエット。
当店の男性スタッフに、旧規格モデル【76MI(PI)13801】と 新規格モデル【22JM(JP)5A1801】のそれぞれを実際に着てもらいました。

比較前.jpg

画像からもわかるとおり、上衣のお腹周りがスリムなシルエットになっています!!
全体的なシルエットも、従来のモデルよりダブ付きがなく、 スッキリとしていてフィット感があり
軽さもあるため非常に動きやすいとの事でした。

上衣は、以前のルールでは“腰骨から膝にかけて2/3程度の長さがあることと”とされてていた為かなり着丈が長めなつくりでしたが、新しい規定では“臀部が隠れる長さ”となっている為、旧規格モデルよりも着丈が短くなっています。
比較後.jpg

比較斜め.jpg

また、ズボンは股上を浅くすることで、より体にフィットさせ脚を開脚しやすくなり、より動きやすく、より技をかけやすくなりました。

下記の比較画像からも、股上部分がかなりスッキリしたのがわかるかと思います。

比較ズボン.jpg


【その4:袖の長さが長くなった。】

以前までは手首から5cm以内となっていましたが、

34.jpg

新ルールでは下記のとおり、
手首が柔道衣に覆われている状態でなければなりません。

33.jpg

その為、以前のモデルと比べ袖の長さが長くなっています。
※どれくらい長くなっているかは、サイズ(号数)によって規定内に収まる様調整されている様です。

柔道衣新ルール


【その5:襟の幅が細くなった。】

従来は5cm以内となっていましたが、新ルールでは襟幅が最大4cmでステッチは4筋までとなっています。

柔道衣新ルール

柔道衣新ルール


【その6:綿100%からポリエステル30%混紡生地に変更】

従来まで綿100%で製作していた柔道衣ですが、道衣規定の改正に伴い
今回から東洋紡株式会社(大阪府大阪市)と 共同で開発したポリエステル30%の混紡の繊維を使用しています。

糸拡大.jpg

ポリエステル混紡生地にはどんな特長があるのか?

●生地が軽い
●通常8〜10%程度縮んでいたが、4〜5%程度に収縮率を改善。
●縮みは若干あるものの、2〜3回程度で収縮が安定(従来は5〜6回程度かかる。)
●洗濯が乾き易い(従来品(22JMI01101)と比較して、乾燥までの所要時間が約60%短縮(ミズノ社調べ)


乾燥までの所要時間60%の短縮とはどれくらいなのか?

実際メーカーで実験を行った所、従来の綿100%の柔道衣は、日陰干しで乾かすのに24時間程度かかってしまっていたとの事。
しかし、今回の新モデルはメーカーで実験を行った所、夜干して翌日のお昼過ぎには乾いていたとの事なので
やはり乾きはかなり良い様です!!




実際に従来品の道衣と触り比べてました。

まずは旧規格モデル。【76MI13801】(綿100%)
触った感じは若干ゴワつきがありザラザラとした感じがありました。

触った感13801.jpg

そして新商品の新規格モデル【22JM5A1801】(綿70%・ポリエステル30%)
触り心地はかなりさらさらとしていて、肌触りがとても優しい感じでした。

触った感1801.jpg

実際に着用したスタッフの感想でも、肌感が良く旧モデルに比べかなり着心地は良いとの事でした。

ズボンも比較してみましたが、ズボンの方は上衣ほどの大きな差は感じませんでした。

パンツ触った感.jpg

では、耐久性はどうなのか??

メーカーに確認した所、ポリエステルを混ぜることで柔道衣自体が軽量化された一方、従来モデルと同様の強度を保っているとの事。
またメーカーの試験結果では、従来品と同等またはそれを上回るという結果が出ているそうです!!


耐久性よし!!乾き易さよし!!では、重さは・・・?


そこで実際に下記の2種類、従来の綿100%柔道衣(22JMI(JPI)01201、22JMI(JPI)13801)と、 新商品22JM(JP)5A1801(新規格モデル)のそれぞれ3.5号サイズの重さを比較してみました!!



道着重さ.jpg

パンツ重さ.jpg>


結果↓↓

重さ比較エクセル.jpg

道衣規定の変更に伴いカッティング等造りの違いがあるため、正確な比較は難しくなってしまいますが、 表を見ての通り旧規格品は重量感がある道衣となっております。 新規格の柔道着はポリエステル混紡により軽くなったのがお解りになります。
袖の長さが従来品より長くなっている事などをふまえると、 新ルールの範囲内である程度の厚みや重量感をのこしつつ軽量化されている様なので、実際に着用した際には 数値以上に軽さを体感できると思います!!

正面.jpg


最高のカッティング・軽量化された低価格帯の新規格品【22JM(JP)5A1801】学生選手モデル!!

ぜひ実際に着用して、その着心地を体感してください!!



【新ルール実施時期について】 柔道衣新ルール
世界大会に繋がる主要大会では2015年4月から適用となってますが
中学・高校の全国大会(インターハイ)等では主に2017年から施行される予定です。
その為、現状は従来の全柔連規格モデル・新ルール対応モデルのどちらでも試合で使用可能です。
※上記以外の大会につきましては、各大会の主催者側にご確認下さい。



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posted by 野球と柔道・空手の専門店ライナースポーツ at 17:23| 柔道着について